序盤・中盤・終盤で見るものを変える
ターンが進んでも情報は一定のペースでしか増えません。序盤・中盤・終盤で何を探すかを決めておきます。
この記事で できるようになることターンごとに何を探すべきか判断できる
最終更新: 2026-10-01
ネスゴシは開くほど情報が増えますが、増え方はほぼ一定です。だから「待てば見える」とは限りません。ターンごとに測定しました。
ターンごとに見えるもの
| ターン | 見える駅数 | 最大次数 | 見えている路線数 |
|---|---|---|---|
| 0(開始時) | 3 | 2 | 1 |
| 1 | 7 | 4 | 1 |
| 2 | 11 | 4 | 2 |
| 3 | 14 | 5 | 2 |
| 4 | 17 | 6 | 3 |
| 5 | 20 | 8 | 4 |
| 6 | 23 | 8 | 4 |
| 8 | 30 | 9 | 6 |
| 10 | 34 | 10 | 6 |
いずれも中央値です(輪が多い駅から押した場合・200問)。
10ターン開いても、最大次数は10止まりです。 大きな乗換駅を待つ戦略が成立しないのはこのためです。
情報は一定のペースでしか増えない
1ターンあたりの増加量です。
| ターン | 増える駅数 |
|---|---|
| 0→1 | +4 |
| 1→2 | +4 |
| 2→3 | +3 |
| 3→4 | +3 |
| 4→5 | +3 |
| 5→6 | +3 |
| 8→10 | +2/ターン |
ほぼ一定です。 開いた範囲が広がっても、1ターンで増える駅数は変わりません。
つまり待っていても情報は急には増えません。 序盤で判断材料が足りないのは事実ですが、「あと数ターン開けば一気に見える」わけでもないので、見えている駅で決められるなら早めに決めるほうが得です。
段階ごとの戦略
序盤(0〜2ターン)― 何も判断しない
見える駅は3〜11駅、最大次数は4止まりです。この段階で場所を特定しようとしても無理です。
やることは1つだけです。
未開の輪がいちばん多く残っている駅から押す。
開始時は両方向を開いてください。選択肢がないので考える余地がありません。
序盤でやりがちな失敗は、少ない情報から推測しようとすることです。私も検証で「T-T隣接」という細かい形に飛びつき、誤答しました。2ターン時点の情報量では、そもそも判断できません。
中盤(3〜6ターン)― 次数を数える
最大次数が5〜8に達し、覚えているリストと照合できるようになります。
この段階でやること。
- 盤面で最も線が集まっている点を探す
- その点から出ている線を数える
- 8本以上なら候補88駅まで絞れる(11本以上は半数の問題では現れません)
- 頭文字と照合する
駅間の長さも使えます。路面電車の密集(300m間隔)や新幹線の長い直線(30km間隔)が見えていれば、地域が絞れます。
終盤(7ターン以降)― 特徴的な構造を探す
見える駅が30を超え、路線数も6に達します。ここまで来ると、環状線などの大きな構造が見えることがあります。
山手線が完全に見えるのは中央値6ターンなので、環を数えられるのはこの段階です。
ただし終盤まで来ているということは、中盤で特定できなかったということです。次の点を疑ってください。
- 高次数の駅が少ない地域(北海道・九州・四国)にいる
- 密集地帯で線の数を誤読している
ターン数の目安
覚えている駅数ごとの、実際に解けたターン数です。
| 覚える駅数 | 平均ターン | 正解率 |
|---|---|---|
| 23 | 6.2 | 49% |
| 50 | 5.6 | 75% |
| 100 | 4.9 | 81% |
| 200 | 4.1 | 90% |
| 500 | 3.0 | 98% |
50駅覚えていれば、平均5.6ターンで解けます。 解けた問題での平均なので、10ターンを超えても見つからないときは、そもそも解けない問題の可能性があります。
焦って答えない
答える駅の選び方で検証したとおり、確実な駅が見つかったらすぐ答えるべきです。しかし確実でない駅を早く答えるのは損です。
| 選択 | コスト |
|---|---|
| もう1ターン開く | ターン+1 |
| 間違える | お手つき+1、しかも答えは分からないまま |
お手つきは情報を生みません。1ターン開けば確実に情報が増えます。迷ったら開くのが正しい判断です。
できたかの確認
イージーを5問やって、ターンごとに何を見ているか意識してみてください。
- 序盤で細かい駅名を探していないかを確認します。序盤は全体の形だけ見ます
- 中盤以降で「次数の多い駅」に目が向いていればクリアです
探すものを切り替えられていないと、序盤から候補を絞ろうとして時間を使います。
乗り放題のイージーをプレイし、開くたびにターン数と次に探すものを言葉にします。0〜2ターンは分岐への探索、3〜6ターンは線が集まる点の次数の確認、7ターン以降も解けなければ環状構造や密集部の見直しへ切り替えます。
確認の目安は、情報が少ない間に当てずっぽうで答えず、盤面が広がったら数える対象を選べることです。確実な駅が見つかった場合は、終盤まで待たずに答えます。本文のターンごとの数値は中央値なので、毎回同じ駅数になる必要はありません。
終盤でも判断材料が増えない場合は、序盤と同じように開くだけになり、見えている乗換駅の次数を確認していないことを疑います。
次に学ぶこと
見るものの順番が分かったら、次は盤面から地域を絞る段です。
- 駅間の長さから地域を絞る(3段目)
検証方法
ゲームの路線データ(8,773駅・596路線)から、ランダムな150駅を出題してターンごとの可視範囲を計算しました。
「見える駅数」「最大次数」「路線数」はいずれも150問の中央値です。ターン数の目安は、覚えているリストに載っていて盤面から一意に決まる駅が見えるまでの平均を取りました。